合同辞令交付式並びに入社式 理事長・院長 太田 正幸 |
いつも言っていますが、我々医療機関というのは、患者様や利用者様が主役であって、我々はあくまでも脇役としてその方々を治療、介護して行く、裏方なのです。病院があるから患者様がいるのではなくて、患者様がおられるから病院や施設があるんだという事を当法人全職員、肝に命じて業務にあたっております。
ご存じの通り、この4月に消費税が8%に上がりました。
政府は今回のアップした消費税を使って福祉を充実させて行き、具体的には医療、介護等を充実して行く為に使いたいと言っていますが、果たしてそうなるかどうかは予測ができません。医療費が0.1%しか上がらなかった事から、全部をその増税分を使うという意図は無いんだろうと思います。
5-1病棟が2月1日から急性期病棟の認可を頂き、入院されてから3カ月以内に退院された患者様が今のところ4割以上いらっしゃいまして、かなり退院が早くなってきております。
403床という当院の病床規模は大きすぎると常々思っていたのですが、今現在340床くらいの患者数で63床程空いている事から、3-1病棟を一つの病棟にまとめ、48床の休床を申請しています。
何故48床を休床に留めて閉鎖しないかと言うと、法改正でこれからまた色々な病棟が出てきます。そういった病棟に転換する際に、今の5号館の2階の一部及び3階などを使って新病棟として作りたいと思っています。病床を返してしまうともう認可が取れません。休床にして、3-1病棟はあれだけの大きさを持ちながらアメニティ空間は約2倍になる、という風にしていきたいと思います。
皆様方のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。以上です。